デザイン費用と選ばれるデザイナー
1. 「費用」の理解:
- 「費用」とは、経済活動に伴って支払う金銭であり、収入を得るために使ったお金のこと
- 「経費」は会社運営に必要な費用で売上につながるもの。費用はより広い概念
- 費用は、原価、期間費用、損失に区分できる
- 「原価」は商品の製造や提供にかかったお金、「費用」は商品を売るために使うお金
- 「販管費」は売上を上げるために間接的にかかった費用
- 「利益」は収益から費用を差し引いたもの
2. 「デザイン費用」とは:
- デザイン作成は基本的に仕入れ原価が発生しないため、デザイン費用はデザイナーの作業費(人件費)や技術料が মূলとなる
- デザイン費用に定価はなく、制作内容によって大きく変動する(相場は5,000円~10万円程度)
- 修正費はデザイン費の20~40%程度が目安
- イラストのデザイン料、ロゴ作成、キャラクターデザインの相場も紹介
- デザイン料は源泉徴収の対象となる場合がある
3. 選ばれるデザイナーになるために重要なこと:
- 商業デザイナーは「費用」の意味を理解する必要がある
- Webデザイナーの仕事がどのように利益につながるのかを考える
- クライアントの要望を深く理解するために、以下の点を考慮する
- どんなロゴが欲しいのか?
- イメージしている雰囲気は?
- 誰が見るのか?どう思って欲しいのか?
- 納期、使用期間、露出度、利用場面、期待される反響、予算など
- 「わたしは、」どう思うか?「あなたは、」どう思うか? という視点を持つことが重要
- 自分の考えを持ちつつ、相手の視点を想像し、聞くこと
- 今後のカリキュラムのポイントは「デザインを考える力」
4. デザイン費用が発生する理由と価値:
- 目的をしっかりと持つ
- 生産性を意識した業務
- そもそも利益に結びつける
5. 実践:
- ロゴ制作の依頼例を元に、上記のポイント(目的、生産性、利益、主語を意識)を踏まえた提案をすること
まとめ:
選ばれるデザイナーになるためには、目的意識を持ち、生産性を意識した業務を行い、利益に結びつける視点が重要です。特に、自分自身がどう思うのか、そして相手がどう思うのかという両方の視点を持つことで、より良いデザインを生み出すことができます。今後のカリキュラムでは、「デザインを考える力」を養い、多くの作品を制作していくことが重要です
今後の課題:「デザインを考える力」を養い、多くの作品を制作していく


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